2011/05/20

「自分を生きる」アサーティブ・ワーク(11回)

飛騨川沿いの珈琲専門店
こんにちは、
初夏を感じる気持ちのいい日になりました。
みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、明日は「自分を生きる」の11回目です。
前回が4月上旬でしたので、
少し日が空いてしまいましたね。

そのせいでもないでしょうが、
あちこちから
ワークをやりたいというお声をいただいています。
いつも時間が足りなくなって申し訳ないです。


というわけで、明日はみっちりワークをやりましょう。
まずは、「わたしの心の中で、いま、もやもやしていること」をテーマに、
扱ってみたい事例をお持ちください。
(もちろん、「今回はワークはパスします」でもOKです。)

では、みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。

●「自分を生きる」アサーティブ・ワーク(11回目)
5月21日(土)午後1時半~4時半まで
長森コミュニティセンター(談話室)にて


2011/05/08

「死生学」


佐見川もみじ橋より
昨日、ようやく平成23年度の総会を終えることができました。
みなさん、ご協力いただきありがとうございました。 

総会前には例年のように
顧問の吉川武彦先生をお迎えしての講義でした。

テーマは「死生学」





朝から体調がすぐれ無かったにも関わらず
先生は、無理を押して講演をしてくださいました。

想像もつかないような痛みを堪えながら
絞り出される言葉

その言葉を一言も聞きもらすまいとして
みながまるで先生の膝元に集っているような雰囲気に
会場全体が包まれていました。


「死生学」とは、どう死ぬかではなく、
「いかに生きるか」そのものなのだということ。

死は人と人の関わりの中で考えていくしかないのだということ。

そういった日々の選択こそが、自分を作っていくこと。

つまり、
「死」も「生」も同一のもの
死とは「今」をどう生きるかを問われることなのだと改めて思いました。



~死ぬまで「人としての尊厳」を維持することを認め、死を日常的なものにする~
と吉川先生は語られました。


立つことも叶わない状態でありながらも、なお、
わたしたちスタッフを気遣ってくださる先生をお見送りしながら

「生きざま」は「死にざま」に通じるのだと
身震いがするような気持ちで帰途につきました。

先生のお身体が少しでもより良き状態に向かいますように
こころよりお祈りします。